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  • 2012/10~ Trinity + Hudson 32nm DX11 OGL4.2~ OCL1.1~
  • 2011/07~ Llano + Hudson 32nm DX11 OGL4.1~
  • 2011/01~ Zacate/Ontario 40nm DX11 OGL4.1~
  • 2009/08~ RS880 55nm DX10.1 OGL2.1~
  • 2008/02~ RS780 55nm DX10 OGL2~
  • 2007/02~ RS690 80nm DX9.0b OGL2~
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    AMD IGP

    2012/10~ Trinity + Hudson 32nm DX11 OGL4.2~ OCL1.1~

    HDMI1.4a(TMDS225MHz)、DP1.2-MST対応。通常三系統、MST対応の分岐デバイスがあれば四系統出力も可能。DPパッシブアダプタはType1・WUXGAまでのサポート。

    映像出力専用線の数が15レーン/3ポートと前作Llanoのほぼ倍になり、DL-DVIすると他の映像出力が使えなくなる、というような事はなくなった。(DL-DVI有効にしても、8レーン/2ポートが余る)
     同時出力の組み合わせについては、多くのM/BはDVI+HDMI+アナログRGBでの三画面対応を謳っている。一部にはDVIとHDMIが排他、なんつー板もあるので、買う前によく取説をチェックしておこう。
     ローンチ時点でフルデジタル・・・DVI+HDMI+DPでの三画面対応板を用意しているのはGigabyteとECSくらいか。Mini-ITX板については、11月末にDVI,HDMI,アナログRGBの三端子を持つ板がZotacから出ている。取説には同時出力に関する説明は無いが。

    CPU名IGP名対応するチップセット注釈
    A10-5800K/5700, A8-5600K/5500HD7660D, HD7560DA85/75/55
    A6-5400K, A4-5300HD7540D, HD7480DCPU1モジュールダイ?Llanoと同じで最初はコア潰し品らしい。

    CPU-チップセット間インターフェイスは前作と同じで(無論CPUソケットは異なる)、x8リンク2ポートのCF構成が可能になるA85(Hudson-D4)が最上位に追加された形になっている。なんでもAMDは、Hudsonを三世代に渡って使い回す気らしいが。

    ☆資料
    • Family 15h Models 10h-1Fh AMD A-Series Accelerated Processor Product Data Sheet Rev3.02
    • BIOS and Kernel Developer's Guide for AMD Family 15h Models 10h-1Fh Processors Rev3.00
    2011/07~ Llano + Hudson 32nm DX11 OGL4.1~

    Llanoは、CPU(Husky)+GPU(Sumo:Redwood相当+UVD3)+ノースブリッジ統合チップ。HDMI1.4a(TMDS225MHz)。DP1.1a、MSTには非対応。

    CPU名IGP名対応するチップセット注釈
    A8-38x0(K), A6-36x0(K)/3500HD6550D, HD6530DA75/55
    A4-34x0/3300HD6410DOPNコード末尾HXはCPU2コアダイ?
    • 二系統同時出力可能。映像出力専用線はCPU側に配置された8レーン/2ポート(SL-TMDS/DP共用)。
    • DL-DVIは、それらポート二つ分の信号線を併せて用いることで実装可能。
    • アナログRGBはZacateのような独立ポートではなく、CPU側からのDP信号をHudsonチップセット側内蔵RAMDACでD/A変換、出力する。RAMDACクロックはあまり高くないようで、WUXGAを画面解像度上限としている板が多い。
    • 同時出力の組み合わせはメーカー依存。基本的にチップ側に備わるポート数は2なので、出力端子を三つ以上実装する場合はスイッチICが必要になる。

    今作のDL-DVI対応M/Bで、DL-DVI出力すると他の映像出力が使えなくなるのは、以上の理由によるわけだ。

    ☆資料
    • Family 12h AMD A-Series Accelerated Processor Product Data Sheet Rev3.01
    • BIOS and Kernel Developer's Guide for AMD Family 12h Processors Rev3.00
    2011/01~ Zacate/Ontario 40nm DX11 OGL4.1~

    CPU(Bobcat)+GPU(Wrestler:Cedar相当+UVD3)+ノースブリッジ統合チップ。Zacateの低電圧/低クロック版がOntarioとなる。

    RAMDAC400MHz、TMDS165MHz、DL-DVIには非対応。アナログRGBポート1、SL-TMDS/DP/LVDS共用ポート1、SL-TMDS/DP共用ポート1の計3ポートの内から二系統を出力可能。名前の上ではHD6kではあるが、DP-MSTには対応しない。またx16リンクPCIeは持たず、PCIeは最大x4リンクとなっている。

    CPU名IGP名注釈
    E-350/240HD6310
    C-50/30HD6250
    ☆資料
    • BIOS and Kernel Developer's Guide for AMD Family 14h Models 00h-0Fh Processors Rev3.00
    2009/08~ RS880 55nm DX10.1 OGL2.1~

    RV620統合ノースブリッジ。

    ノースブリッジ名IGP名注釈
    890GXHD4290x8リンク2ポートのCF構成が可能。
    880GHD4250
    785GHD4200

    映像出力周りの仕様は変わらず。800シリーズになって、DL-DVI出力を明示するM/B製品もぼちぼち増えてきた。

    ☆資料
    • AMD RS785E Databook Rev1.30
    2008/02~ RS780 55nm DX10 OGL2~

    PCIe2.0。RV610統合ノースブリッジ。PCIeと信号線共用のポートにDisplayport1.1対応が追加された。HDCPはデュアルリンク、二系統分対応可能。TVエンコーダの機能は廃止?

    ノースブリッジ名IGP名注釈
    790GXHD3300x8リンク2ポートのCF構成が可能。
    780GHD3200
    780VHD3100
    760GHD3000

    RS690系同様、DL-DVIを明示するM/B製品はそう多くない。DP出力も、やはりPCIeのx16リンクを諦めなければならないため、実装に及んだM/B製品は、Asrock A780FullDisplayPort / Asus M3A78-EM等ごくわずか。

    ☆資料
    • AMD 780E Databook Rev3.10
    2007/02~ RS690 80nm DX9.0b OGL2~

    PCIe1.1a。AMD&ATi合併前からリリースされていたIGPノースブリッジ。

    RAMDAC400MHz。アナログRGBポート1(解像度XGAまでのTVエンコーダ共用)、TMDS(DVI/HDMI)ポート1、TMDSポート(ノース側PCIeと信号線一部共用)1の計3ポートから二系統を選択して出力可能。DL-DVI出力も可能だが、実装はメーカー次第。HDCPはシングルリンク一系統分のみ対応。SurroudViewにてIGPを活かしたまま、PCIe-x16ビデオカードを増設できる。

    ノースブリッジ名IGP名注釈
    690GRadeon X1250
    690VRadeon X1200690Gからデジタル出力を省いたもの

    チップの仕様としてはDVI/HDMI二系統同時出力が可能なものの、二系統目のTMDS出力を有効にするには、PCIeのx16リンクを諦めなければならず、実際にデジデジ出力を実装したM/B製品はほとんど出なかった。どっちかというとAMDのノースは、ノートPC用途を重視したチップなのだろう。

    二系統目TMDSを活用とした製品としては、ASUS M2A-VM/HDMIが有名。これはその添付品の、x16スロット用HDMI/アナログTV出力用アドオンカード。IntelのADDカードと違って、TMDSトランスミッタが載っていないのがミソ。

    ☆資料
    • AMD RS690 Databook Rev3.04

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