2008/06~ GeForce 200 (Tesla) 65-55nm DX10 OGL2.1~
製品ナンバリングを大幅変更。従来とは、製品族名の数字と英字の役割が逆になっている。シリーズ登場初期製品群(285/280/260)以外はアナログTV出力無し。ドライバ177.83より?GF8以降でのPhysX/CUDAが可能に。しかし186以降のドライバには、他社GPUを使ったビデオカードと共存させると、PhyXを無効にするつまらない制限が付いている。
チップ名 | 製品族名 | Hybrid Power | 注釈 |
GT200b | GFGTX295 | | nForce200スイッチチップ下にGT200b二つを配置した双基板DualGPUカード。98GX2と違ってNVIOも二つ搭載しているため、デュアルリンクDVI*2+HDMIの三系統同時出力も可能。なお、0906から出始めた単基板品は、ただのDualDVI仕様になっている。 |
| GFGTX285 | | |
| GFGTX275 | | |
GT200 | GFGTX280 | ○ | 改版したNVIO2を基板上に配置。G94と同様の映像出力が可能になった。 |
| GFGTX260 | ○ | 0809からシェーダクラスタを一部復活させたシェーダ数216基の製品が、また0812から55nmのGT200bを使った製品が発売されている。 |
G92b | GFGTS250 | △ | 98GTX+のリネーム品。08冬に一部メーカーが採用していた短基板品を標準化したものらしい。 |
以下は0910より順次発売の40nmプロセスで製造されるチップ。DX10.1、OpenGL3.1。HDMI1.3a。ローエンドクラスでデュアルリンクDVI+HDMIの端子構成がほぼ標準化。今回、nVIDIAはようやくオーディオコントローラ統合に踏み切り、外部デバイスに頼らない、
HDMIでの音声出力が可能になっている。
チップ名 | 製品族名 | Bridged PCI | 注釈 |
GT215 | GFGT240 | | |
GT216 | GFGT220 | | |
GT218 | GF210 | | リファレンス品はDP端子が標準となっているが、さすがに採用するメーカーは少ないようだ。 |
| GF8400GS (40nm) | ○ | 2010年秋口より出回り始めた第三の8400GS。GF210よりシェーダ数や実装VRAM量が少なかったりする。 |
| NVS300 | | NVS295の後継。DP出力時WQXGA、DVI出力時はWUXGAまで。295は実装DP端子のため、アナログRGBのネイティブ出力が不可だったが、今回はDMS-59コネクタから分岐ケーブルを介す、という形で復活している。 |
2008/02~ GeForce 9 65-55nm DX10 OGL2.1~
このシリーズから全モデルPCIe2.0。AMDのHD3kに対抗するというマーケティング上の理由により、シリーズ名を9にアップさせた製品群。GPUコアが目立った進歩をしていない分、このシリーズでは、自社チップセットと連携して実現する機能「Hybrid SLI」をアピールしている。また、ドライバパッケージの名称が170番台より?従来のForcewareからGeForceへと改称された。最低一系統のデュアルリンクDVI出力が標準化されたのはこのシリーズから。
チップ名 | 製品族名 | Bridged-PCI | Hybrid Power | 注釈 |
G92b | GF9800GTX+ | | ○ | G92の55nmシュリンク品。 |
G92 | GF9800GX2 | | ○ | nForce200スイッチチップ下にフルスペックG92二つを配置した双基板DualGPUカード。リファレンスカードとしては初めてHDMI端子を採用、従来のアナログHDTV出力は無し。DualGPUだけど同時出力は二つまで。 |
| GF9800GTX | | ○ | |
| GF9800GT | | △ | 88GTをHybridPower対応基板にしたもの、とされている。 |
| GF9600GSO | | | 本来OEM用として限定販売された88GSのリネーム品。 |
G94 | GF9600GT | | | DisplayPortのネイティブ対応を受けて、DVI/HDMI/DPとデジタル映像出力端子を三種備えるビデオカード製品も出てきたが、同時出力はやはり二つまで。 |
G94b | GF9600GSO512 | | | 08冬以降に登場した96GSOの後継版。同じG94ベースである96GTよりもSP数が削減され、96GTの下位という位置付けが明確になった。 |
G96 | GF9500GT | ○ | | 65nm版(G96)55nm版(G96b)の二種類が併売された。 |
G96b | GF9400GT | ○ | | 94GTはシェーダ数が95GTの半分になっている。 |
2006/11~ GeForce 8 90-65nm DX10 OGL2.0~
統合シェーダ採用。内部色処理10bit。PureVideoは、専用の動画デコード回路を組み込んだ第二世代。シリーズ登場当初、ミッドレンジ以下はHDCP非対応で、G90番台でHDCPのデュアルリンク対応が、G94-98でDP出力機能のダイ統合がなされた。製品によってはHDMI端子を採用したものもあるが、その音声はマザーもしくはサウンドカードからの出力を引き回す必要がある。また、この世代からフルスクリーンビデオ機能は削除されている(XP用178.13以降のドライバではGF7以前の製品でも使用不可)。
チップ名 | 製品族名 | DVI | Bridged-PCI | 注釈 |
G80 | GF8800Ultra | DD | | 従来TMDSトランスミッタをダイ統合していたが、G80系製品はNVIOと称するシングルリンクHDCP対応チップに任せている。 |
| GF8800GTX | DD | | |
| GF8800GTS | DD | | |
G92 | GF8800GTS512 | DD | | G92チップのフルスペック版。 |
| GF8800GT | DD | | nVIDIA初のPCIe2.0対応ビデオカード。基本的にG8x系とG9x系は同じアーキテクチャで、G9x系は、映像出力回路の改善がなされたもの、と考えれば良いだろう。 |
G84 | GF8600GTS | DD | | |
| GF8600GT | DS | ○ | 86GTは0707よりHDCP対応版が出荷されている。 |
G86 | GF8500GT | D | ○ | SLI端子は無い製品が多い。SLIコネクタを使わない所謂ソフトウェアSLIが前提となるようだ。86GT同様、HDCP対応版が0707より出てきている。 |
| GF8400GS |
| ○ | 85GTのメモリバス幅を半分にした製品。GF8系の中では、SLI非対応はこれだけ。 |
| NVS290-PCIe | SS | | |
G98 | GF8400GS | D | ○ | 08初頭に?こっそりリリースされていたチップ。65nmシュリンク品。コアクロック567MHzであればG98ベースと考えてよいようだ。G86よりクロックは上がっているもののシェーダ数は半減している。発熱、3D性能ともG86の2/3程度。 |
| NVS450-PCIe | S*4 | | G98チップを二つ使用し、1スロットにDisplayPort四系統を収めたカード。DP出力時WQXGA、DVI出力時はWUXGAまで。 |
| NVS420-PCIe | S*4 | | NVS450のLowProfile版。こちらは変換ケーブルを介したDVI出力のみ。 |
| NVS295 | SS | | 290の後継。DP出力時WQXGA、DVI出力時はWUXGAまで。 |
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