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GTX670におけるマルチディスプレイ 2012/09版

nVIDIAが1GPUで四系統出力が可能なKeplerを発表したのが今年四月。 まとめページやってる人間としては、実際に使ってチェックしなければなるまいと思ってましたが・・・。

最近ようやく買う気になったので、Keplerのマルチディスプレイ周りについてざっくりとインプレを書いておきます。

なお、残念ながら私は同じ型番のディスプレイ三台も持っていませんので、Surround表示におけるゲームプレイ等の感想は書けません。また、3D Visionについても書く気はありません。ご了承ください。

買ってきたブツ

GigabyteのGV-N670OC-2GD。Tom's Hardware Guideでは、入手困難なAsus-DC2Tに次いで静かだという話だったので購入。Skyrimさくさくプレイが目的の一つだったので、GK107は最初から選択肢にありませんでした。
 期待してた静音性は、というと室温36度超えの真夏部屋+Skyrimという悪条件ではあんま意味なかったですね。Civilization5は、あまりGPU負荷が大きくないようで我慢できるレベルでしたが。アイドル時はもちろん静かです、特に二画面出力時は(理由は後述)。

出力端子部。DL-DVI*2(DVI-I/DVI-D),HDMI,DisplayPortというGK104の標準端子構成。 前世代GF500シリーズまではデュアルDVIカードでも、DVI端子両方ともがDVI-Iで、両方アナログRGB出しできるのか/片方しかできないのか不明でしたが、今作600シリーズからは明確にDVI端子を使い分けるようになったようですね。
 DisplayPortは、以前のDP変換アダプタ記事で使ったアクティブ/パッシブ両方とも正常に画面を出力することができました。デュアルモード対応なら対応と言ってくれよもぅ。

ちなみに、POST画面出力はDVI-I端子が最優先で一画面のシングル出力のみ。昔(GF200シリーズくらい?)の世代までではPOSTは二画面にクローン表示してくれてたんですけどね。ここらへんはRadeonに比べても(HD5-6kでのPOST表示は、DP>HDMI>DVIの順で優先でクローン二画面)ちょっと不親切になってしまいましたね。

試験機構成

CPU
Core i5-3570K
メインメモリ
PC3-10600 DDR3 2GB*2 1.5V
M/B
Gigabyte Z77X-UD3H
ストレージ
SSD1 M4-CT256M4SSD2, SSD2 SSDSA2MH080G1GN, HDD WD6400AAKS
電源ユニット
VX450W
OS
Windows7 Pro 64bit
ケースファン二個、USB等の小物デバイスが三つほど接続済み
ディスプレイと接続パターン
DVI-I→L885(一台目), DVI-D→L885(二台目), HDMI→RDT271WV DP→(アクティブ/パッシブアダプタ)→TH-20LX80もしくはRDT271WVのHDMI二本目
PCケース
P183
電力計
TAP-TST5
旧OSの対応度

まず、Win7での評価に入る前に、旧OSでの動作を見ておきます。今回の記事で使用したドライバはすべてnVIDIA公式において301.42として公開されているもの。パッケージは別々ですが。

XPのばやい

nVIDIAは今も律儀にXP用ドライバを出してくれてますが、どうやらKeplerは、四端子全て接続してもXPでは2ディスプレイしか選択できないようで。なにげに水平/垂直スパンの項目も消えてますね。

XP用ドライバでは、いまだ健在のデスクトップ管理ツールnView。Vista以降用のドライバではQuadro系専用となってしまいました。変にケチ臭いところありますねNVは。
 なお、nViewActivatorという改造パッチがありまして、それを利用すれば、Quadro系ドライバパッケージに同梱されてるnViewをGeForceカードでも使えるようです。出所不明のパッチでも全然気にしないぜ、という人は探してみましょう。

Vistaの場合

Vistaにおけるコントロールパネル。Win7版と違ってSurroundの項目はありません。この辺はnVIDIA公式の情報通り。四画面のマルチデスクトップは普通にできました。

Win7の場合
クローン表示

四系統出力になったおかげでクローンの動作モードもバラエティが増えました。同じ画像を4ディスプレイに表示するのはもとより・・・

2×2のクローンや、三画面クローン+1なんて形にもできます。まあ個人で三/四画面クローンが必要、という場面はあまり無いと思いますが。

最大対応解像度UXGA(1600*1200)のL885と、FullHD(1920*1080)のRDT271WVでクローンを組んだ時の選択可能解像度。 Vista以降、ディスプレイの最大対応解像度を超える画面解像度を設定することはできなくなっています。よって、最大対応解像度の異なるディスプレイ同士でクローンを組んだ場合、設定しうる画面解像度は、構成ディスプレイ中もっとも最大対応解像度の小さいディスプレイ以下の値に限定されます。

Surround表示(ラージデスクトップ)

Surround設定画面。三画面連結ができるんだったら二画面のみ連結も当然できるっしょ? ・・・そんな風に考えていた時期が俺にもありました。 意外なことにSurround表示は3ディスプレイでしか構成できない。これはNVS系Quadroとの差別化のためですかね?
 この場面では、L885二台、RDT271WV、そして家庭用TVのTH-20LX80を接続しているのですが、TH-20LX80をSurroundの構成に含めることはできませんでした。

nVIDIA公式によると、Surround表示の構成ディスプレイ要件は、「すべてのディスプレイにおいて、共通の解像度、リフレッシュ速度、および同期極性が必要」とありますので、対応解像度が違いすぎるディスプレイは、自動的に仲間はずれになるのかな?
 L885とRDT271WVのEDIDには、いくつか共通する使用可能画面解像度があるので、それがSurround表示の設定可能解像度に反映されてるようですね。


実際に3840*1024の2D Surroundを有効にしたところ。記事のためにディスプレイの配置組み直す気力は無かった。上のディスプレイが真ん中、下の縦置き二台がそれぞれ左右の表示を担当。壁紙は1920*1200のものを「ページ横幅に合わせる」状態。

「タスクバーを中央ディスプレイに限定する」、「ウィンドウをすべてのディスプレイにわたって最大化する」。ドライバ301.42から実装された機能。Surround表示時しか、NVコンパネに設定項目が現れません。

画像内では両端にピンク色で塗りつぶした部分、本来ラージデスクトップではタスクバーが長~く表示される部分なんですが、前者の機能のおかげで一画面内に納まるようになります。ただ、タスクバーのあったスペースを有効に使えるわけではありません。あくまで本来両端画面に位置するタスクバーを透明化するだけです。これはRadeonのCCCも同様。 タスクバーが画面上部に位置する時のみ、ドラッグでウィンドウを上辺部に持って行くことができなくなる模様。

アイドル時の消費電力

有効出力数で消費電力はどう変わるか、という点をチェック。OS起動後、最も消費電力が安定した時の値を採っています。ちなみに試験機はビデオカード抜きでは、56W程度。

デスクトップ形態有効出力端子消費電力W
マルチデスクトップ全四端子有効106
DVI, DVI, HDMI106
DVI, HDMI74
シングルHDMIのみ72
2D SurroundDVI+DVI+HDMI72
2D Surround + アクセサリディスプレイDVI+DVI+HDMI, DP106

っとまあこんな感じで、アイドル時は2種類のクロック定義を持ってるようですね。70W台の時はコア/VRAMクロック324/162MHz、100W台の時は549/1502MHzでした。以前使ってたGT240は二画面有効にした時点でVRAMフルクロックになってしまっていたんですけど、その点、今作は電力を抑える設計になってるようです。逆に、単に事務アプリ使用目的で四画面使いたいだけの人にとっては、消費電力面のメリットはありませんね。GK104よりも規模の小さいGK107ではこの辺どうなんでしょうか。

なお、コアクロック324MHzの時は、室温36度でもファン回転数800-900rpmに抑えられており、ファンの風切り音は聞こえません。549MHzの時は1200rpmまで上がり、ファンが回ってるのがわかるレベルになります。 冬になれば、もっと静かになってくれると思いますが。

GPU温度はチェックするの忘れてましたサーセン

マルチストリームオーディオ

デジタルオーディオ出力設定画面。端子ごとに音声出力の有効/無効を切り替えることができます。RadeonHD7kの六系統には及びませんが、四系統全部音声出力できるようです。とりあえずHDMI/DP端子二系統のリニアPCM2ch音声同時出力は確認しました。映像出力切っても、サウンドミキサーのレベルメーターは動いているので、プレイヤーソフトと受け側デバイス次第では、映像と音声の分離出力も可能かな?

感想
ホットキーをくれ

この一語に尽きます。つーかホットキーが「ベゼルコレクションの有効/無効」のみ。Surround表示の有効/無効はおろか、IntelのVGAドライバでさえ備えている画面回転のホットキーすら無いってのはどーゆうことじゃい。nVIDIAには早急にnViewをGeForceカードに解放することを望みます。

Win7標準ホットキーのWin+Pでできる表示モード切替機能。一応この、「コンピュータのみ」と「拡張」でSurroundとマルチデスクトップの切替ができるが、Surround解除した時に、元のデスクトップ配置に戻るとは限らない。

ついでですが、ディスプレイメーカーさん達にも一つお願い。対応解像度/リフレッシュレート一覧は公式ページの見やすいところに明記してくださいね。もちろんHDMIやDP等、接続するインターフェイスによって使用可能な画面モードが異なる場合はちゃんと分けて書く。ディスプレイの価格低下でこういったラージデスクトップ構成が珍しくなくなっているのですから、各画面モードにおける同期極性まできっちり表記して頂けると嬉しいです。

nVIDIA ビデオカード DX9以前

2005/06~ GeForce 7 110-80nm DX9 OGL2.0~

接続インターフェイスを完全にPCIeに移行した製品群。HDTVエンコーダをダイ統合。さらにミッドレンジ以上のチップで、最低一系統のデュアルリンクDVI対応がなされている。メーカーによってはHDCPキーROMを用意し、独自にHDMI端子を実装した製品も出てきた。全製品サーマルモニタ有効化はここから。

ディスプレイのCRT→LCD移行を反映してか、アナログRGBの二系統同時出力ができない製品も出始めた。

チップ名製品族名映像出力Bridged-AGP注釈
DVIHDCP
G71GF7950GX2DDSQuadSLI可能なデュアルGPUカードで、使用にはM/B-BIOSの対応が必須。

GF7950GTDDS

GF7900GTXDD

GF7900GTDD

GF7900GSDD
G70GF7800GTX512DS

GF7800GTXDS

GF7800GTDS

GF7800GS-AGPS(D)登場当初DL-DVI非対応だったが、後に出力可能な90nm版が登場した。
G73GF7600GTDS(S?)G73は、06年12月から80nm版チップが出ている。

GF7600GSDS/S

GF7300GTS
G72GF7300GSS

GF7300LES

GF7200GSSG7x系の中では72GSだけSLI非対応
NV44GF7100GSSローエンドながらソフトウェアSLIに対応する。
2004/06~ GeForce 6 130-110nm DX9 OGL2.0~

内蔵TMDSトランスミッタのWUXGA対応。内蔵TVエンコーダもチップの改版に伴いHD解像度(・・・コンポーネント出力)に対応するようになる。カードメーカーが独自に、基板上に映像出力チップを搭載した製品が多かった時代はここまで。

AGP-PCIe移行の過渡期の製品群で、接続インターフェイスの違いによりチップの種類も多くなっている。

チップ名製品族名注釈
NV48(PCIe) GF6800Ultra512MB NV45のVRAM512MB搭載品。外部チップによるデュアルリンクDVI一系統。
NV45(PCIe) GF6800 Ultra/GT NV40ダイにブリッジ回路を統合し、PCIe対応させたもの。
NV42/41(PCIe) GF6800 GS/std/XT/LE NV42はHDTVエンコーダ統合した110nmシュリンク品。わずかながらブリッジを介したAGP版68GSも存在する。
NV40(AGP) GF6800 Ultra/GT/GS/std/XT/LE AGP版の6800は、ほとんどがこのチップ。ハードウェアの改造無しにスペックアップ(ピクセルパイプの増量)できたりした。
NV43(PCIe) GF6600 GT/std
NVS440-PCIe
HDTVエンコーダ統合。ブリッジチップを介したAGP版あり。AGP版66GT登場初期には、ブリッジチップの冷却不足と見られる障害が多発し、ブリッジを使用したnVIDIA-PCIeビデオカードへの不信を招いた。
NV43v(PCIe) GF6600LE, GF6200 6200には変換ブリッジを介したAGP版あり。
NV44(PCIe) GF6500,GF6200TurboCache
NVS285-PCIe
6200TCは、VRAMをメインメモリから動的確保できるようにした製品。最低512MBのメインメモリが必要。VRAM16MB品はメモリバス32bitというしょんぼり仕様。TC付きだと性能が出ない、という迷信を広めてしまったカード。
NV44A(AGP) GF6200A nVIDIA最後のネイティブAGPチップ。PCI版もある。
2003/03~ GeForce FX(5) 150-130nm DX9.0 OGL1.5~

3Dfxを買収し、シリーズ名にもFXと付けた製品群。このシリーズから、同一アーキテクチャでハーエンドからローエンドまでラインナップを揃えるようになる。カードメーカーに依ってまちまちだった基板設計を規制し、画質面での底上げを図るようになったのはここから。VGAドライバの名称はDetonatorからForcewareへ改称。

400MHzのRAMDAC二基、UXGAまでのTMDSトランスミッタ(←Detonator40系ドライバではWUXGA出力設定可能だったが、VerUpに伴いDVIでのWUXGA出力は外部TMDSトランスミッタ搭載品のみに限定)、SDTVエンコーダをダイ統合。ローエンド製品でも二系統出力がほぼ標準化された。

一応Vista対応の製品群だが、nVIDIA公式ドライバでのサポートは限定的。(Vista上で組み合わせられるのはGF7まで)。XP/2kOSでは175.19を以てサポート終了となっている。

チップ名製品族名注釈
NV38 FX5950Ultra FX5950/5900等のハイエンド製品は、基板上に他社製映像出力チップを搭載することで、DVI-WUXGA表示やHDTV出力に対応した品もある。
NV35 FX5900 Ultra/std/SE/XT, PCX5900
NVS280-PCIe
FX世代のPCX~は、基板にAGP-PCIe変換ブリッジチップを付加したもの。ブリッジの分、余計に発熱する。
NV30 FX5800 Ultra/std 高負荷時の爆音ファンが話題になったカード。ロケットやヘアドライヤー等と組み合わせた様々な皮肉コラージュが作られた。自作ユーザーが、絶対性能よりも騒音を気にするような一般層まで広がっていたことを印象づけた製品。
NV36 FX5700 Ultra/std/VE/LE
NV31 FX5600 Ultra/std/XT
NV34 FX5200 Ultra/std, FX5500
NVS280-PCI
NV34系はRAMDAC350MHz。
GeForce 4 以前 180-150nm

nVIDIAが初めてGPUに二系統同時出力を機能を組み込んだのは2000年のGeForce2MX。この頃は、ハイエンド製品として設定されたGeForce3と差別化を図るためのオマケ機能、といった格好。実際に二系統出力を実装するかどうかはカードメーカーに委ねられ、低価格カードは単出力しかできない製品も多かった。

同時出力に本腰を入れ始めたのはGF4Ti/MXから。350MHz-RAMDACを二基ダイ統合し、マルチディスプレイ機能の呼称をTwinViewからnViewに名称を変更。複数カードを組み合わせることで、最大16台のディスプレイ接続を可能とアピールした。セカンダリ出力でのオーバーレイや画面回転表示等も可能になったのもここから。

チップ名製品族名注釈
NV28 GF4Ti4800 std/SE, GF4200-8x 下記GF4Ti/MXのAGP8x対応品。GF4以前のドライバサポートは製品はForceware94.24で終了している。
NV18 GF4MX 440-8x/420-8x, GF4000
NVS280-AGP8x
NV25 GF4Ti 4600/4400/4200 DX8.1世代。
NV17 GF4MX 460/440/420
NVS200-AGP4x
DX7世代。SXGAまで対応可能なTMDSトランスミッタを二基内蔵しているが、実際にDualDVI製品として出たのはQuadro系のみ。
NV11 GF2MX 400/std/200 GF3/GF2GTSの下位として設定された製品。セカンダリRAMDAC/TVエンコーダを基板上に実装。発売当初は、セカンダリ出力はSVGAまでしか出力できず、オーバーレイも使用できなかった。
なお、GF2以前のドライバサポートはForceware70台で終了している。

nVIDIA ビデオカード DX11系

2012/03~ GeForce 600 (Kepler) 28nm DX11.1 OGL4.2~

HDMI1.4a(TMDS300MHz?)。DP1.2-MST、DDMAudio対応。

AMD-Radeonの後塵を拝すること二年半、nVIDIAもディスプレイコントローラ増設に踏み切り、GPU一つで四系統出力ができるようになった(XP不可、Vista以降での対応。Surround表示はWin7/8で三画面までのみ可)。nVIDIAにとって2000年GeForce2MX以来の、GPUあたり同時出力数拡張になる。
Radeonと違って、アクティブアダプタ使わずにTMDS三系統の同時出力が可能な点は(・∀・)イイ! 

チップ名製品族名標準端子構成ディスプレイコントローラ数注釈
GK104GFGTX690DL-DVI*3,MiniDP?PEX8748スイッチ下に、二つのGK104を配置したDualGPUカード。GTX590同様に、DVIのみでWQXGA三画面を構成可能。GPU-出力端子間の結線状況は不明だが、少なくともGTX680のように、一つのGPUが全出力端子を担当しているわけではないようだ。
GFGTX680DL-DVI*2,HDMI,DP4?
GFGTX670この性能クラスとしては非常に短いリファレンス基板。クーラーで長い。
GFGTX660TiGPU内蔵の三基のメモリコントローラのうち、一基に接続される2Gbメモリチップ数を倍の四枚にすることで、メモリバス192bitでありながら実装VRAM2GBとしている。
GK106GFGTX660
GFGTX650TiDL-DVI*2,MiniHDMIリファレンス品は端子三つ。SLI構成はできないが、GPU単体でのSurround表示は可能。VRAM1GB品はDL-DVI,HDMI,アナログRGBの端子構成が多い。
GK107GFGTX650
GFGT640
NVS510MiniDP*4toDP,toSL-DVIアダプタが四本ずつ付属。
 ∩∩
.| | | |
.( ゚ω゚)  < さん~よんけいとう ここまで
。ノДヽ。
 .bb
GF108GFGT630 (GT440)DL-DVI,HDMI,アナログRGB2Fermiリネーム軍団。Kepler登場ともに公表されたFXAA/TXAAとAdaptive V-Syncを明示している。同時出力数はもちろん二系統まで。
GFGT620 (GT430/64bit)
GF119GFGT610 (GT520)2?
NVS310DP*24?スペックからするとGF119。しかしDP1.2-MST対応を明示。

DVIとHDMIを二つずつ装備した製品が出ているあたり、Keplerは素でTMDS四系統出せる能力を持ってるんですかねぇ。

2010/11~ GeForce 500 (Fermi Refresh) 40nm DX11 OGL4.0~

Fermi改版シリーズ。映像出力周りの変更点は無し。族名GTXのものは、SLI構成時のSurround表示(三画面ラージデスクトップ)に対応。

チップ名製品族名注釈
GF110GFGTX590nF200スイッチチップ下に、二つのGF110を配置した単基板デュアルGPUカード。DL-DVI*3+MiniDPの端子構成で、NVリファレンスとしては初めてのDP端子実装。また、DL-DVI三つということで、ビデオカード複数枚によるSLIをサポートしていないM/Bでも、3DVision-Surroundを扱えるようになっている。
GFGTX580
GFGTX570
GF114GFGTX560Ti
GFGTX560
GF116GFGTX550Ti容量の異なるメモリチップを混載することで、メモリバス192bitでありながらVRAM容量1GBとしている。
GF119GFGT520一年半ぶりのGF210後継メモリバス64bitローエンドカード。 ブリッジチップを介したPCI版も出てきた。
2010/04~ GeForce 400 (Fermi) 40nm DX11 OGL3.2~

半年以上遅れて登場のDX11製品群。ほぼ全てDL-DVI*2+MiniHDMIの端子構成。MiniHDMIの変換アダプタが付かない製品もあるので注意。MiniHDMIアダプタはノートPC等で数が出てるので、そんなに高くないけど。 どのGPUも、従来通り同時出力は二系統まで。

チップ名製品族名注釈
GF100GFGTX480G80以降、nVIDIAのハイエンドチップは映像出力を別チップNVIOで実装していたが、今回は下位チップ同様に映像出力回路をダイ統合している。回路自体はGT21xと同じものでDisplayPort出力も可能だが、nVIDIA自身は積極的にDP端子を採用する気は無いようだ。
GFGTX470
GFGTX465
GF104GFGTX460 1GB補助給電二つ要求する割には、基板が短い。
GFGTX460 768MB
GFGTX460SE別名GTS455。
GF106GFGTS450
GF108GFGT440
GFGT430Fermi系最下位チップ。DLDVI+HDMI+アナログRGBの端子構成。メモリバス128bit、公称TDP49Wと、従来作ローエンドのイメージで捉えるべき製品ではない。少量ながらメモリバス64bit品が出回っている模様。

nVIDIA ビデオカード DX10系

2008/06~ GeForce 200 (Tesla) 65-55nm DX10 OGL2.1~
 製品ナンバリングを大幅変更。従来とは、製品族名の数字と英字の役割が逆になっている。シリーズ登場初期製品群(285/280/260)以外はアナログTV出力無し。ドライバ177.83より?GF8以降でのPhysX/CUDAが可能に。しかし186以降のドライバには、他社GPUを使ったビデオカードと共存させると、PhyXを無効にするつまらない制限が付いている。

チップ名 製品族名 Hybrid Power 注釈
GT200b GFGTX295 nForce200スイッチチップ下にGT200b二つを配置した双基板DualGPUカード。98GX2と違ってNVIOも二つ搭載しているため、デュアルリンクDVI*2+HDMIの三系統同時出力も可能。なお、0906から出始めた単基板品は、ただのDualDVI仕様になっている。
GFGTX285
GFGTX275
GT200 GFGTX280 改版したNVIO2を基板上に配置。G94と同様の映像出力が可能になった。
GFGTX260 0809からシェーダクラスタを一部復活させたシェーダ数216基の製品が、また0812から55nmのGT200bを使った製品が発売されている。
G92b GFGTS250 98GTX+のリネーム品。08冬に一部メーカーが採用していた短基板品を標準化したものらしい。


 以下は0910より順次発売の40nmプロセスで製造されるチップ。DX10.1、OpenGL3.1。HDMI1.3a。ローエンドクラスでデュアルリンクDVI+HDMIの端子構成がほぼ標準化。今回、nVIDIAはようやくオーディオコントローラ統合に踏み切り、外部デバイスに頼らない、HDMIでの音声出力が可能になっている。

チップ名 製品族名 Bridged PCI 注釈
GT215 GFGT240
GT216 GFGT220
GT218 GF210 リファレンス品はDP端子が標準となっているが、さすがに採用するメーカーは少ないようだ。
GF8400GS (40nm) 2010年秋口より出回り始めた第三の8400GS。GF210よりシェーダ数や実装VRAM量が少なかったりする。
NVS300 NVS295の後継。DP出力時WQXGA、DVI出力時はWUXGAまで。295は実装DP端子のため、アナログRGBのネイティブ出力が不可だったが、今回はDMS-59コネクタから分岐ケーブルを介す、という形で復活している。



2008/02~ GeForce 9 65-55nm DX10 OGL2.1~
 このシリーズから全モデルPCIe2.0。AMDのHD3kに対抗するというマーケティング上の理由により、シリーズ名を9にアップさせた製品群。GPUコアが目立った進歩をしていない分、このシリーズでは、自社チップセットと連携して実現する機能「Hybrid SLI」をアピールしている。また、ドライバパッケージの名称が170番台より?従来のForcewareからGeForceへと改称された。最低一系統のデュアルリンクDVI出力が標準化されたのはこのシリーズから。

チップ名 製品族名 Bridged-PCI Hybrid Power 注釈
G92b GF9800GTX+ G92の55nmシュリンク品。
G92 GF9800GX2 nForce200スイッチチップ下にフルスペックG92二つを配置した双基板DualGPUカード。リファレンスカードとしては初めてHDMI端子を採用、従来のアナログHDTV出力は無し。DualGPUだけど同時出力は二つまで。
GF9800GTX
GF9800GT 88GTをHybridPower対応基板にしたもの、とされている。
GF9600GSO 本来OEM用として限定販売された88GSのリネーム品。
G94 GF9600GT DisplayPortのネイティブ対応を受けて、DVI/HDMI/DPとデジタル映像出力端子を三種備えるビデオカード製品も出てきたが、同時出力はやはり二つまで。
G94b GF9600GSO512 08冬以降に登場した96GSOの後継版。同じG94ベースである96GTよりもSP数が削減され、96GTの下位という位置付けが明確になった。
G96 GF9500GT 65nm版(G96)55nm版(G96b)の二種類が併売された。
G96b GF9400GT 94GTはシェーダ数が95GTの半分になっている。

2006/11~ GeForce 8 90-65nm DX10 OGL2.0~
 統合シェーダ採用。内部色処理10bit。PureVideoは、専用の動画デコード回路を組み込んだ第二世代。シリーズ登場当初、ミッドレンジ以下はHDCP非対応で、G90番台でHDCPのデュアルリンク対応が、G94-98でDP出力機能のダイ統合がなされた。製品によってはHDMI端子を採用したものもあるが、その音声はマザーもしくはサウンドカードからの出力を引き回す必要がある。また、この世代からフルスクリーンビデオ機能は削除されている(XP用178.13以降のドライバではGF7以前の製品でも使用不可)。

チップ名 製品族名 DVI Bridged-PCI 注釈
G80 GF8800Ultra DD 従来TMDSトランスミッタをダイ統合していたが、G80系製品はNVIOと称するシングルリンクHDCP対応チップに任せている。

GF8800GTX DD

GF8800GTS DD
G92 GF8800GTS512 DD G92チップのフルスペック版。

GF8800GT DD nVIDIA初のPCIe2.0対応ビデオカード。基本的にG8x系とG9x系は同じアーキテクチャで、G9x系は、映像出力回路の改善がなされたもの、と考えれば良いだろう。
G84 GF8600GTS DD

GF8600GT DS 86GTは0707よりHDCP対応版が出荷されている。
G86 GF8500GT D SLI端子は無い製品が多い。SLIコネクタを使わない所謂ソフトウェアSLIが前提となるようだ。86GT同様、HDCP対応版が0707より出てきている。

GF8400GS
85GTのメモリバス幅を半分にした製品。GF8系の中では、SLI非対応はこれだけ。

NVS290-PCIe SS
G98 GF8400GS D 08初頭に?こっそりリリースされていたチップ。65nmシュリンク品。コアクロック567MHzであればG98ベースと考えてよいようだ。G86よりクロックは上がっているもののシェーダ数は半減している。発熱、3D性能ともG86の2/3程度。
NVS450-PCIe S*4 G98チップを二つ使用し、1スロットにDisplayPort四系統を収めたカード。DP出力時WQXGA、DVI出力時はWUXGAまで。
NVS420-PCIe S*4 NVS450のLowProfile版。こちらは変換ケーブルを介したDVI出力のみ。
NVS295 SS 290の後継。DP出力時WQXGA、DVI出力時はWUXGAまで。